水道工事に使われる用語の専門用語説明

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継手
「継手」は、パイプや管などの配管系統において、異なる部分や管同士を接続するための部品や装置を指します。継手は、管同士の接続や方向転換、径の変更などを行う際に使用されます。水道設備やガス設備などの配管工事において重要な役割を果たす部品です。
継手にはさまざまな種類があり、用途に応じて選ばれます。以下に代表的な継手の種類をいくつか挙げてみましょう:
●ティー継手(T継手)
3本のパイプをT字型に接続する継手で、分岐や合流の際に使用されます。
●エルボー継手
90度や45度の曲がり角を作るための継手で、パイプの方向転換に使用されます。
●ユニオン継手
パイプを容易に取り外すことができる継手で、保守・修理作業に便利です。
●ソケット継手
パイプを差し込む形で接続する継手で、接続が簡単です。
●フランジ継手
フランジと呼ばれるフラットなリングを使ってパイプ同士を接続し、高い耐圧性を持つ継手です。
●ブッシング継手
異なる径のパイプを接続するための継手で、大径パイプから小径パイプへの変換に使用されます。

継手は、正しく選定し、適切に取り付けることで、配管系統の機能や安全性を確保する重要な要素となります。また、継手の種類や使用方法には、地域ごとの規制や規格も影響を与えることがあります。


詰まり
「詰まり」とは、水道管や排水管などの管内に何らかの物質が詰まって流体の通り道が阻害される状態を指します。例えば、流れる水や廃棄物が詰まりの原因となって、水が流れづらくなることがあります。
一般的に、詰まりが発生すると水が滞留し、配管内の圧力が増加することがあります。これは水道や排水の効率を損ない、場合によっては配管や設備にダメージを与える可能性もあります。詰まりの原因は様々で、食べ物のくずやゴミ、髪の毛、油脂の固まりなどが挙げられます。
詰まりが発生した場合、解消するためには専用の道具を使って物質を取り除く、専門業者に依頼して専門的な清掃作業を行う、予防策を講じるなどの方法が考えられます。予防策としては、キッチンの排水口にフィルターを設置したり、定期的なメンテナンスを行ったりすることが挙げられます。
詰まりは、配管や設備の正常な機能を保つために注意が必要な水トラブルとなります。



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